オホーツク国際音楽セミナーの指揮法講座を踏襲して
北海道女満別町(現・大空町)で開催されていた「オホーツク国際音楽セミナー(オホーツク音楽祭)」では、「炎のコバケン」の愛称で親しまれる指揮者・小林研一郎氏を特別講師に迎え、長年にわたり指揮法講座が開講されていました。
この講座は、全国の音楽愛好家や指導者に広く門戸を開いたもので、厳格でありながら実践的かつ充実した内容によって高い評価を得ていました。
私自身、大阪芸術大学で約30年にわたり指揮法を指導してきましたが、これまで接してきたさまざまな指導法の中で、最も効果的だと感じたのがこのセミナーのメソッドです。受講者はまずピアノを用いて指揮の基礎を学び、その後、上級者には日本フィルハーモニー交響楽団の首席奏者を中心に編成された弦楽五重奏団を実際に指揮する機会が与えられました。その場では、小林研一郎氏からの直接指導に加え、演奏した弦楽奏者からも率直な感想や具体的な助言を受けることができる、極めて実践的な教育プログラムでした。
私はこの優れた指導理念を継承し、合唱指揮者、アマチュア演奏団体の指揮者、そして学生指揮者を対象とした新たな講座を企画しています。我流の指揮にとどまることなく、領域を超えて音楽家同士が共有するインターナショナルなコミュニケーション言語としての指揮法を、実践を通して学ぶ機会としたいと考えています。
この講座を年に一度開催し、多くの方々が指揮技術の向上と音楽的視野の拡大を図る場となることを願っています。ご興味をお持ちの皆様の積極的なご参加を募っています。
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- オホーツク音楽祭の歴史: 1980年代初頭に始まり、1990年代から2000年代前半にかけては「オホーツク国際音楽セミナー」として大きく発展しました。

