NPO法人音楽の恵みネットワークの設立にあたって

無縁社会という言葉は平成22年にNHKが制作したドキュメンタリー番組による造語です。単身世帯が増え、人と人の関わりが希薄化し、それが老年層ではなく若年・中年層にも蔓延しつつあるという現代社会の一面を適格に表す言葉として世の中で広く使われるようになりました。
20数年に及ぶ大阪芸術大学での後進指導を終えたいま、この無縁社会にこそクラシック音楽が持つ普遍的な恵みを一人でも多くの方々と分かち合いたい と考えるようになりました。音楽の恵みは「音楽は天と地を結ぶメッセージ」であり「人生を豊かにする心のオアシス」と言われています。音楽の恵みに寄り 添って生きる社会づくりは、悩める現代の社会にこそ「暖かな感性と絆を作りだす大きな働きを果たす」と確信するに至りました。
「クラシックをアカデミズムなものとして捉えるのではなく、音楽の恵みの喜びを享受し、人と人の絆づくりの要となる音楽活動を広めたい。」 この理念に賛同してくれる仲間が増え、現在では関係団体もそれぞれ規模を大きくして育っています。今後は、これまでの活動を大阪を中心とした活動にとどめること なく、社会全体への広がりへと考えていきたいと願っています。
私たちの「音楽の恵みに立脚した舞台芸術活動と音楽生涯教育活動に関する事業」が、豊かな感性あふれる社会の絆づくりのために広く用いられ、無縁社会と呼ばれる現代社会に灯をともす運動として社会に貢献し寄与することを、法人化への趣旨とします。(設立趣意書から抜粋)
(1)音楽振興事業 |
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オリジナル性の高い公演企画 |
日本語のオペラ作品の企画制作 |
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![]() 日本語による日本のオペラを関西から世界に発信したい、それもファミリー向けの室内オペラ作品を、との思いを実現化します。 近い将来、文化庁や各種助成団体からの公的な補助金を得るにふさわしい活動を目指します。 |
オルフェウス大阪室内管弦楽団の活動拡充 |
大阪室内歌劇場の再興支援 |
富岡健を音楽監督に、関西の最前線で活躍するプロフェナルな演奏家が結集した室内管弦楽団です。 オペラや合唱など声楽との協演に特化したオーケストラとして活動を拡充させてまいります。 |
2001年に創立。以来活動を中止していましたが、今般のNPO設立にあわせて再開します。上記「日本語のオペラ」活動のための歌手ならび舞台技術者の集団という位置づけです。 |
公開講座・講習会 |
教会音楽を教会で・・・推進事業 |
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(2)音楽生涯教育事業 |
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合唱団の育成・・・ |
指揮法講座 |
音楽は楽しいを根幹に、団員お一人お一人が光り輝く合唱団へと導きます。 |
![]() 対象・・・・合唱指揮者・吹奏楽指揮者 合唱・ブラス・指揮の出張クリニックも音楽の楽しさと本質をベースに高度なアンサンブルを築くと好評を得ています。 |
(3)音楽ボランティア事業 |
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音楽の恵みを分かち合うために、「演奏をしてほしい」方々と「演奏したい」方々をつなぐパイプ役を担います。 |
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(4)創作活動事業(出版・編曲) |
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この作品の特集サイトを設けております。 |
滋賀男声合唱団による委嘱作品。
●出版までの経緯 |
小編成オーケストラによるオペラ作品のレンタル譜管理 |
その他の出版・編曲案内は・・ |
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現在リスト作成中です。完成までしばらくお待ちください。
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日本著作権協会での申請を済ませたものからこのページで発表します。下記出版予定作品のうち、お急ぎの方はその旨ご連絡ください。
出版予定作品・・・ ●レ・ミゼラブル(男声合唱) |
演奏会出版物の提案 |
日本著作権協会への著作権登録と管理 |
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印刷業界の価格破壊が進み、印刷費は随分と軽減されました。しかし「悩み」は版下となるデザイン。そこで提案です。文字原稿だけをご用意いただき、版下は当NPO法人支援者であるプロのデザイナー(複数)が市価の約半額で作成する方法を提案しています。お問い合わせください。 |
JASRAC大阪支部 |